FEATURE
Masterline 7はオーディオエンジニアリングの頂点と言える製品です。
デュアルモノラル構造のMasterline 7は、合計12個のHSEディスクリートA級ゲインステージと2個のゼロオームA級超低ノイズヘッドアンプを備え、史上最高のオーディオパフォーマンスを保証します。
これらのエレクトロニクスコンポーネントは曲線追跡で整合させた上、最終的にリスニングで選別するという念の入れようで、今までにない驚異的な低ノイズを実現しています。
フィルターはすべてパッシブで、RIAAはWIMA製のポリプロピレンフィルムコンデンサーを完全整合させたCR型。
これらは0.25%以上の精度で整合させるため、オーダーしたコンデンサーの約5%しか使えません。
サブソニックフィルターの回路は自社製の大きい値のコイルを巻いたLCR型です。
内部配線は、シルバーブレイドとテフロン絶縁体からなる純銀を採用。
その他すべてのコンポーネントはオーディオ界最高峰のものを手作業で選別し、最高の音質を追求するために各デバイスは1週間かけてエージングを施しテストしています。
アノダイズ層の下にプリンティングを行うことで、非常に長い寿命を誇る最高級品質の無垢のスイス製アルミニウムから切削された極厚の筐体は、強固なハウジングでエレクトロニクスを保護します。
また、120VA大型電磁シールドトロイダルトランスを採用した別筐体の電源部は、微細なオーディオ信号へのノイズ干渉を徹底的に排除するとともに、安定した電源を供給します。
Masterline 7は幅広いゲインを持つため、出力レベルがどんなに小さいピックアップにも問題なく対応し厳密な調整が可能です。
また、これら調整ノブなどのメカニカルパーツは純金に限りなく近い960/1000 pure gold(23.2カラット相当!)を使用してハンドポリッシュ、ハンドプレートされ、PCB、ロータリースイッチ、オーディオコネクターもゴールドプレート処理が施されています。
ビスはINOX A2製ステンレススチールをゴールドプレート処理。
これにより非常に長い寿命が保証されます。
驚くべき広大な再生帯域と圧倒的エネルギー。今まで体験したことのない音場空間と音の厚み。異常なまでの静けさ。
Robert Huberの設計哲学「設計でのエレクトロニクスとメカニカルの完全な共生」を実現したMasterline 7は、全てにおいて最高の品質を実現するというスイスの人々の精神を具現化した究極のフォノイコライザ―アンプなのです。