FEATURE
《CH Precision》の製品は開発する企画の段階から将来を見据え、すぐれたアイデアと設計が考案され、常に最先端で最高峰のスペックを維持することができるように優れた拡張性を身に付けています。『D1』 CD/SACDユニットと『C1』 D/Aコントローラーには、設計の段階から外部強化電源ユニットと接続するための端子と回路が備えられており、『X1』の開発が必然だったことは言うまでもありません。
電源部の充実と絶対的な安定性はオーディオ機器にとって必要不可欠であり、《CH Precision》の設計陣が将来の拡張を考えた時に、『X1』は最重要プランの一つだったのです。
『X1』内部には二つの大型トランスが配置され、二次巻線を連結する際に生じる乱れの影響を最小限に抑えるために、デジタルセクションとアナログセクションに分けてそれぞれ独立して動作しており、それぞれのトランスはメインフィルターを介して供給されています。
接続された機器の内部トランスは完全にシャットダウンされるため、回路へのノイズや EMI 等の悪影響は徹底的に排除されます。しかしながら、レギュレーターはそのまま活用されるため、『X1』のレギュレーターと組み合わせた「デュアルレギュレーター」としてシンプルなローカルステージとして使用されます。このデュアルレギュレーションプロセスはノイズ除去効果があるだけでなく、接続される機器間に望ましくない電流が流れるのを阻止する「ガルバーニ絶縁」効果を発揮し、電源の安定性を劇的に向上させることができます。
『X1』は《CH Precision》の設計哲学に基づき、すぐれた拡張性を持つ外部電源ユニットです。
1台の『X1』にレギュレーターボードを2枚搭載した『X1 dual』では、最大で2台の《CH Precision》製品に使用可能。 もちろん、1台の『X1』にレギュレーターボードを1枚搭載した『X1 single』で、それぞれの《CH Precision》製品に独立して使用することもできます。
☆『D1』または『C1』に『X1』を接続するためには、『D1』または『C1』にファームウェアバージョン3.1以上をインストールする必要があります。詳しくは弊社までお問い合わせください。