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標準価格(税別) 
¥4,900,000(Pair)




 

 QUARTETは極めて高品質なモノラル構成のチャンネルデバイダーで、4ウェイまでのスピーカーシステムの使用に対応しています。標準仕様のチャンネル周波数は以下の通りに設定することができますが、この他のチャンネル周波数のフィルターカードは受注生産することが可能です。
・Low Pass  300Hz/500Hz(内部スイッチ切替)
・Band pass Low  300Hz/500Hz to 5kHz /7kHz(内部スイッチ切替)
・Band pass High 5kHz/7kHz to 15kHz(内部スイッチ切替)
・High Pass  15kHz(内部スイッチ切替)

 それぞれのチャンネル周波数は4つのフィルターカード(Low Pass×4、Band pass Low×8、Band pass high×8、High pass×4、合計24枚)をメインマザーボードに差し込んで使用します。これらのフィルターカードは完全ディスクリートされたA級設計で、カットオフレートは1オクターブにつき12dBです。差し込んだカードの数によって、周波数のカットオフレートは1オクターブにつき、12,24,36,48dBのいずれかに設定することができます。
 出力レベルのコントロールには、高精度なローノイズタイプのポテンショメーターが採用されています。それぞれの周波数のコントロールに究極の精度を追求し、10回転のバーニアタイプのダイヤルを採用。ロック機能を持ち、一度設定したらズレることはありません。

エレクトロニック部の特徴
 QUARTETはA級の完全ディスクリート回路を使用した、バランス設計です。メインオーディオ回路は大きなマザーボードの上に組み立てられており、シグナルスイッチリレー、パワーサプライモジュール、入力出力のコネクターを装備しています。これにより、信号経路は最短となり、極めてピュアな信号伝送を実現しています。

 増幅部はVIOLA特別設計のOTAゲインモジュールを採用。完全ディスクリート構成で、高精度なフィルムレジスター(誤差0.01%)を使用しています。これらはバランス設計により、非常にノイズの低い理想的なゲインステージを実現しています。また、3種類のOTAゲインモジュールが適材適所に配置され、各部の温度の変動に影響されないように細心の注意が払われています。例えばそれぞれのモジュールにはヒートシンクが取り付けてあり回路温度を瞬時に均一化。これにより、回路の動作が飛躍的に安定し、増幅回路部の絶対的安定性に貢献しています。モジュールはデュアルモノFET入力とカスコード接続されているため、ダイナミックレンジは非常に大きくなり、電源部の安定性に大きく貢献しています。また、モジュール設計にすることにより、メンテナンス性が向上し、アップグレードにも簡単に対応することができます。

 全てのVIOLA製品がそうであるように、QUARTETも入力インピーダンスは1MOhmを採用しています。これには、以下の3つの重要な利点があります。
・インプットインピーダンスが高いと、接続機器のアウトプットインピーダンスとマッチングがとれていない時に干渉を排除し、安定した入力を確保することができます。
・高いインプットインピーダンスが、コネクターの接点でのエラーを低減します。
・高いインプットインピーダンスは、接続機器の出力電流を溜め込みます。その結果、接続機器の出力 電流を多く得られるようになり、高周波特性とトランジェントレスポンス(入力信号の変化で系が変化し て、定常状態に入るまでの応答)を改善します。
 入力端子はスイッチ切替え可能な、バランス入力(XLR端子)と、アンバランス入力(RCA端子)を備えており、どちらも入力インピーダンスは、1MOhmにセットされています。
 それぞれのチャンネル周波数の出力端子は、バランス出力(XLR端子)と、アンバランス出力(RCA端子)を備えています。

電源部の特徴
 QUARTETでは電源部を別筐体化。トランスからのEMI(電磁波障害)が回路部に混入するのを完全にシャットアウトしています。また、VIOLAのお家芸であるチョークインプットトランスを採用。これは、一般的なコンデンサーインプット方式より電磁波障害が少ないため、電源部に生じる電気的ストレスを大幅に低減します。さらに、ACラインからのノイズや歪に強く、AC電源のパワーを最大限に利用することができます。
 QUARTETの電源部は、高周波ノイズの発生を完全に回避するように設計されています。この設計が結果的に電源部にかかる負担を少なくし、信頼性と寿命を大幅に延ばしています