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ジャーマン・フィジクスのテーマ
この数十年間、スピーカーの分野においてそれなりの注目すべき進歩はありました。ユニットの材質や構造の見直し、生産工程における高精度化、測定技術や方法の進化、関連技術としてケーブルのクォリティ向上、などです。しかし、真に革命的といえる技術は遂にありませんでした。いまでも大半のスピーカーシステムでは人の声や楽器の音の周波数領域、つまり200Hz〜5kHzを再生するのはウーファーユニットとなっています。 |
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しかし、音楽の主要周波数であるこの帯域を重く鈍いウーファーユニットが担うというのはいかにも不自然といえるでしょう。さらにこの範囲の中にクロスオーバーポイントが入ることも多く、ホーン、ドーム、コーン、リボンなどのユニットの音色の違いによる違和感や、ユニット相互の干渉など、問題をより複雑にしています。
ジャーマン・フィジクスではこういったスピーカーの持つ問題点を見極め、それらをクリアする理想的なスピーカーユニットの開発を始めたのです。そのテーマは以下のようなものです。
・音楽の音が最も集中する200Hz〜5kHzの音域にクロスオーバーポイントを設定する必要のないユニットとする。
・楽器の音は、基本的に水平垂直方向ともに360°、つまりほぼ球形に広がっており、ユニットの指向性を水平垂直ともに可能な限りワイド化する。
・許容入力を大きくし、音楽のダイナミックレンジに不足のないものとする。
・位相歪を生じないこと。
・周波数特性をフラットにする。
・低域から高域までインピーダンスに変動の少ないこと。
・使用ユニットが相互干渉しないこと。
結果としてジャーマンフィジクスは、最新のコンピューターテクノロジーを駆使して、クロスオーバーポイントに起因する歪のない、無指向性の、そして最適の素材と構造を持ったDDDと呼ばれるユニットを作り上げたのです。
名器「The Unicorn」が6年ぶりにフルモデルチェンジ !!
その革新的なDDDユニットをフルレンジで使用し、その非凡な能力を純粋なまま余すことなく伝えるために誕生したのが「Unicorn MK II」です。低域はバックロードホーンによって底辺から前方にふわりと押し出す。どこにもクロスオーバーポイントのない、歪の全く発生しない完全無指向性のスピーカーシステムだけが作り出す自然な音場。それは言い換えればコンサートホールのS席、A席、B席、C席でそれぞれ聴こえ方が違うのと同じです。フォルテの時もピアニッシモの時も同じ距離に楽器はあり、残響は頭上から空間を満たします。
「Unicorn MK II」では、HRSシリーズで培ったヘルムホルツ共鳴の原理を採用。初代「The Unicorn」に比べて体躯が大幅にシェイプアップされているにもかかわらず、内部に設けられたヘルムホルツレゾネーターシステムにより、低域の伸び、量感、スピードが飛躍的に向上しています。シングル・エレメントという音のつなぎ目を排除した構造だからこそと到達しうる「自然」。音楽の持つエネルギーをハイスピードに空気変換するベンディング・ウェイブ・コンバーターだけが持つ音楽再現性にこそ、既成概念を払拭する新世紀のテクノロジーがあるのです。
風格と品格を併せ持つ世界で唯一無二の極上仕上げのエンクロージャー !!
ジャーマンフィジクスのスピーカーシステムのエンクロージャーフィニッシュは全5種類用意されています。いずれも「ハイポリッシュ」と呼ばれる多層アクリルコーティングを手作業で施したもので、全工程の完了には優に30日以上を費やします。また、ペアで用意されるスピーカーシステムはそれぞれの木目のパターンでマッチングさせて製作し、その仕上がりは逸品としての風格と品格を持ちあわせています。天然素材のため、木目、色合いなど、お手元に届くものは世界で唯一無二の製品となります。
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Itarian Brich |
African Bubinga |
Canadian
Maple Cognac |
American Cerry |
French Walnat |
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●ベンディング・ウェイブ方式について
通常のピストンモーション振動板が空気に対してエネルギー伝達を行うのは基本的に一入力に対し一回のインパクトしか与えることができないが、ベンディングウェイブでは振動板表面を弾性波が進行している間、空気にエネルギーを伝達し続ける。スピーカーシステムの性能、音質は究極的にはエネルギーの変換効率によって決定されるものである。エネルギー伝達効率の上昇という根本的な原理の改善を、自然界に普遍的に存在する方式によって可能にしたのがDDDユニットである。DDDユニットは、現時点において「源流に最も近い」トランスデューサーということができる。 |
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| 能率 |
87.6dB |
| インピーダンス |
4Ω |
| 再生周波数帯域 |
40Hz −21.5kHz |
| 最大許容入力 |
100W/80W(瞬間/連続) |
| 外形寸法・質量 |
W555 x D 480 x H 1260 mm 、56kg |
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| (専用サウンドコントローラー) |
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| 外形寸法・質量 |
W 270×D 230×H 170 mm 、4kg |
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専用サウンドコントローラー
「Unicorn MK II」には外付けの専用サウンドコントローラーが付属しており、DDDユニットの特性をジャンパーの差し替えによって選択できるようになっています。また、ルームアコースティックの状態により、10kHz前後の特性をコントロールすることができます。
・特性コントロール(60Hz時)
+2dB(black jumper-Position)
+3.5dB(red jumper-Position)
+4dB(both jumpers-Position)
・10kHz前後特性コントロール
-2dB.flat,+2dB,+4dB
・ハイグレードジャンパーピン付属
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